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Vol.24 幼児クラスで「もっと会話をしてほしい」の要望にどう応えたらいい?
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Learning Worldシリーズ著者、中本幹子先生にお応えいただきました!
幼児は聞いた音をそのまま再生する能力が高く、発音、リズム、イントネーションを自然に身につけることはできます。この能力は10歳頃を境に減退しますので、耳のいい幼児期のうちに英語をできるだけ聞かせることの利点は計りしれません。テキストの歌やチャンツは全部暗唱できるくらいまで繰り返し楽しく練習しましょう。しかし、歌やチャンツを暗記するだけでは、言語になりません。歌やチャンツは歌うだけでなく、動作をつけてその内容を理解できるようにしたり、歌詞の内容をTPRとしてクラス内でどんどん使います。
(例: Put Away のチャンツを、みんなで口ずさみながらおもちゃを片付ける)
(WELCOME to Learning World PINK Student Book “Put Away”のページ)
WELCOME to Learning World の3冊(PINK, YELLOW, BLUE)の授業はなるべくAll English で行いましょう。年齢が高くなるにつれ日本語訳の助けが必要になりますが、幼児、低学年の子供達は英語を意味の塊として場面(動作)に応じて理解します。 All English が最も効果的に使える年齢です。生徒との場面に合った自然な会話やTPRをどんどん使ってください。ダイアログを暗記するというよりも、ダイアログを使って普通に英語で会話をするように心がけましょう。
「ぬり絵に時間をとりすぎない」事は指導の鉄則です。
子供達は英語を習いに来ているのであって、塗り絵をしに教室にきているのではありません。英語を定着させる目的のワークの中で色を塗っている間も、各生徒にその絵に関して英語で質問したり、それに関するソングをバックに流したりするなど工夫をしてください。べったりと塗ると時間がかかるので、斜めの線で色を付けておいて、後はお家でぬってきてもらうようにするといいでしょう。
*参考:保護者へお渡しできる手紙をホームページで公開しています。このお手紙を参考にアレンジしてご活用ください。
>>保護者の方へのお手紙 (「アドバイスBOX内 Learning World シリーズをお使いの方へ」)