愛知県瀬戸市で子ども英会話教室を運営し、2021年に英語教師歴25年を迎えた吉田しのぶ先生をご紹介します。
大手英会話スクール勤務時に感じていた「あるモヤモヤ感」にケリをつけたい!と自宅に教室を開いたのが2013年。生徒さん3名でスクールを開始し、7年後には生徒数が110人を超えたとのことを機に、Learning World ワークショップのプレゼンターに抜擢。吉田先生に「あるモヤモヤ感」をお尋ねしたところ次のお話をいただきました。
7,8年前に感じていた『あるモヤモヤ感』とは…
「このやり方で子どもたちは本当に英語を話せるようになるの?ならんよね・・・」でした。
私が10数年勤めていた英会話スクールでは、何年通ってくれても英語でのフリートークができるようになった生徒はいませんでした。英検や受験、学校のテストで成功しても、外国人との会話になるとYes. やNo.と答えるのが精いっぱいで、困惑の表情をする子が多かったのです。これって大問題じゃない??…
「どうしたら本当に使える英語って身につけてあげられるの?」
「その方法があるなら見つけて極めたい!」
と様々な教材やメソッドを学んでは試してみましたが!どれも一時的な効果しか出せませんでした。
そんな試行錯誤の折に偶然知ったアプリコット出版のLearning Worldという教材。
この教材は、「子どもの自己肯定感を伸ばすことがカギ」と大きなヒントをくれました。その後、著者である中本幹子先生の「児童英語講師養成講座」(2015年)に参加して、いくらティーチングの技を身につけても、子どものマインドを育てなければ、自己肯定感を育てなければ、減点法で教育されている子ども達が自信を持って英語を「使う」ことはできない。と学びました。私がずっと探し求めていたモヤモヤへの答えがここにある!と感動したのをよく覚えています。
あれから数年…私は英語講師人生の中で、今、最も子ども達の役に立てていると日頃のレッスンの中で実感しています。中本先生とラーニングワールドに出会えて本当によかった♡
メインコーディネーター中村真由美先生(canvas主宰/長野県)からのメッセージをご紹介。「この度はKID’S SUMMER FESTAを大いに盛り上げて頂きありがとうございました。FESTAのファシリテーターとして、AICHEESEの皆様の積極的な姿勢はとても心強かったです!Tシャツ、Name tag、絵文字の小道具等とっても素敵でした!画面の映り方も工夫され一人一人の様子がとても確認しやすかったです。外国人への質問も非常に頑張っていましたね!今回の体験が英語に対する前向きな気持ちに繋がっていたら、これ以上に嬉しいことはありません。私が今回のFESTAでベストスクールを選ぶとしたら絶対にAICHEESEさんだとApricotさんにお話したところMayumi賞を作っていただけました!お恥ずかしいのですがどうぞお受け取りください💓またどこかでお会いできることを心より楽しみにしております! Best regards, Mayumi Nakamura
【Mommy and Me樋口先生のコメント】 この度は素敵な賞をいただき本当にありがとうございます!イベントを存分に楽しむ為に、自分たちなりに色々準備していた事が、まさかこんな形で返ってくるとは…嬉しい限りです! とても素敵なイベントで私達講師も楽しみながら子どもたちを見守ることができました。 『毎シーズン(秋、冬、春)やって欲しいよ〜!』と生徒にお願いされてしまいました☆ 2日間本当にお世話になりました!
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吉田しのぶ先生プロフィール
Mommy&Me(愛知県瀬戸市)代表。英語講師歴25年。2013年愛知県瀬戸市で英会話教室を生徒3人からスタートし、現在は100人を超える生徒が通うスクールに成長。「子どもの自己肯定感を伸ばすのがカギ」という中本幹子先生の考え方に共感し、その後「児童英語教師養成講座」(東京開催)第15期を樋口裕実先生と共に修了。減点法ではなく自己肯定感を育てるスキルをその後も学び続け、保護者の方々への対応や生徒個々への接し方に至るまで研鑽を積み、現在に至る。北米心理学協会認定プログラム「ポジティブディシプリン」ペアレント&学級エデュケーター、アドラー心理学「ELM勇気づけの勉強会」トレーナー。本年8月にオンライン開催「中本ゼミ」再受講。2020年よりLearning World 認定校。
アプリコット出版との出会いは2015年APRICOT児童英語教師養成講座 (3日間コース) 中本幹子先生による3日間の講座を同スクールの幼児から小学生クラス担当、樋口裕実先生と共に受講したことで、これまでの英語教育のもやもやから脱却。自身の英語教育のフィロソフィを確立していくきっかけとなる。この時の講座受講生同士のコミュニケーションは今も続いており、砂田真理子先生、関谷祐子先生はじめ、この時の修了生のほとんどの方がその後そろってAPRICOT Mateとなっている。 |
★13歳と11歳の子どもの母業もしています。
趣味は、猫たち(林檎とWasabi)と遊ぶこと。
週末にビールを飲みながら作り置きおかずを作ること。読書(仲間と読書会をしています)。