アドバイスBOX

先生方とちょっとチャット

Vol.68 文法は理解しているが、英語を話せない子供の指導には。。。

他の教材で学習歴があり、文法は理解していますが、英語で質問されると答えられない小5の指導を頼まれました。どのテキストがよいですか?一般動詞は理解できています。
Book3がおすすめです。テキストのコミュニケーション活動をおこなって、英語を使う体験をしてください。アクティビティシート集111は必須です。テキストにはCreative Writingもあり、自分の意見を英語でまとめ発表します。クラスメイトがいれば自分が発表すると同時に友達の意見も聞く機会があることも有効です。


▼アクティビティシート集111を使った活動例

▼テキストのCreative Writing

 

Vol.60 小学校1年生のテキストを探しています。YELLOW, BLUE, Book1で迷っています。YELLOWだと幼いでしょうか?

小学校1年生のテキストを探しています。YELLOW, BLUE, Book1で迷っています。YELLOWだと幼いでしょうか?
小学校1年生の初心者にはWELCOME YELLOWをおすすめします。YELLOWでアルファベット、家族、数字、食べ物、身体の部分など基本語彙をインプットします。YELLOWでは歌・チャンツで基本語彙を効率よく楽しく覚えることができます。Book1では前年度までに約400語の語彙(YELLOWで266語、BLUEで315語、2冊ともやると約400語の語彙をインプット)を、生徒が知っていることを前提に、本格的な学習をスタートしてください。生徒の好奇心に合った課題を解いたり、自分の意見を言うページがありますので、少なくともWELCOME PINK, YELLOW, BLUEの3冊のうち1冊使うならYELLOWで基本語彙および日常表現をインプットしておくとBook1での学習が非常にスムーズです。

学習者の知的レベルによってはYELLOWの後はBLUEをとばし、下記のように進むことも可能です。

YELLOW(小1)→Book1(小2)→READY(小3)→Book2(小4)→Book3(小5)→BRIDGE(小6)→TOMORROW(中学生)

YELLOWの代わりにBLUEを取り入れることももちろん可能です。YELLOWBLUEで扱う語彙、文型はほぼ同じです。

YELLOWを基本のテキストとし、教師側が語彙をもう少し増やすためにBLUEの歌やチャンツもレッスンに取り入れることで、より多くの身近な語彙に慣れ、言えるようにし、多くの英語表現に触れることができます。(例えば、YELLOWの「Unit8たべもの」をレッスンでおこなう時、BLUEの「Unit6たべもの」の歌・チャンツも合わせてレッスンでするなど)

テキストを複数持たせることが難しい場合、デジタルブックをご利用ください。BLUEデジタルブック

YELLOW、BLUEはどちらも食べ物、身体の部分、家族、色、アルファベット、動物などの基本語彙を扱っています。(前置詞、いろいろなものの形はBLUEで新しく触れるカテゴリーです) 歌やチャンツを伴う活動を通しできるだけ多くの語彙・フレーズに触れておくと子供達の記憶に残りやすく、Book1以降の学習の繋がっていきます。

Vol.46  YELLOW, Learning World Book 1, Book 2、READYの間でフォニックスを定着させたい

YELLOW、Book 1、Book 2、READYの間でフォニックスを定着させたい、そのために系統立ててワーク等を使用するとしたら、どのテキストを、どのクラスで使用したらよいでしょうか?
チャンツde絵本「abcd Chants」「Click on Phonics」をおすすめします。
Learning Worldと併用する場合は、フォニックスレッスンは各15分程度で行います。
YELLOWで「abcd Chants」、BOOK1以降、「Click on Phonicsシリーズ」をお使いいただくことが多いです。

◆チャンツde絵本の「abcd Chants」でYELLOWの時期にしっかり音声のインプットをおこなっておくことをおすすめします。

◆Click on Phonicsは、42レッスン+Reading Book「Cat,Hen,Pig,Fox and Snake, RUN!」+習熟テストで構成されています。文字に、より意識を向けたレッスンになります。

Lesson1-10(WORKBOOK1)がBOOK1/READY
Lesson11ー26(WORKBOOK2) がBOOK2 に相当します。
*Lesson27以降でBOOK3のフォニックスをカバーしています。
レッスンはTeacher’s Handbookに沿って進めていくことができます。
上記はあくまでも目安ですので、レッスンの時間や生徒の様子をみて進めてください。

Vol.17 『READY for Learning World』 のテキストのレベルを教えて下さい

Learning World Book 1の前のレベルが READY for Learning Worldではないでしょうか?
READYはBook 1修了後、Book 2までに、もう少し時間をかけて教えた方が良い生徒のために作られたテキストです。

生徒の年齢別の発達段階を考慮に入れると、年齢の幼い方が長い文章を聞き取り、再生することができることはよく知られています。READYでは、初心者の生徒が学習しやすいように、短いダイアログと場面絵で構成されていて「とっつきやすく」見えますが、実はshort dialogues が30個と多く、その他に各ユニットにチャンツ、リスニングテストも網羅されています。

英語歴のない子供達は、Book1の代わりに1年目にREADY for Learning World 、2年目にLearning World 2と進むことができます。
また、Book 1→ Book 2と進み、次はBook 3だけど、まだ英語の力が足りない・・・という時、Book 2の後に、READY を使い、Book 2までの復習をしてからBook3に進むこともできます。

Vol.16 初めての小学校4年生にはどのテキスト?

来年4年生になる子どもに英語を教えてほしいと頼まれました。以前、小学校高学年にLearning World Book1を使ったら絵や内容が幼い気がしました。今回はどのテキストにするか迷っています。
子どもを実際に見ていないので判断が難しいですが、『READY』か『Learning World 2』をおすすめします。
Learning World Book1 から READY へはゆっくりとしたスパイラルで進んでいきます。Book1がコミュニケーション活動から始まる文型シラバスで書かれているのに対し、READY は子供達の普段の生活の場面シラバスで書かれています。
英文はREADY の方が短くなっています。これは、READYは元々小学校高学年ビギナー用につくられたテキストで、高学年から英語を始める場合は、幼児から始める場合よりも1文がより簡素で短い方が理解しやすいという、子供達の発達段階を考慮に入れて書かれていることに起因しています。

現在は小学校で英語の授業がありますので、READYは主に小3からスタートされるケースで使われていることが多くなっています。

READYでスタートし、よくできていれば Book3に進むこともできます。

Learning World 2 (小4)→Learning World(小5)の進み方もチョイスとしてありますが、特に最初は難しく感じることもあると思いますので、Learning World2でスタートする場合には、ゆっくり丁寧に子供達の理解度を確認しながら進めてください。

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