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フォニックス「ちょうどいい」教え方

フォニックス「ちょうどいい」教え方      ~Click on Phonics のカードを使って~

APRICOTの教材を使った基本の教え方は、幼児から小学生、いや時には中学生にも有効だから、まず試してほしい!と思ってる。

⇒⇒フォニックスの教え方のコツ (教材選びのコツ) はコチラから!

フォニックス学習のプロセスは長い。文章が読めるようになるまでに何段階かのプロセスをこなさないといけないし。(僕は6段階に分けている)アルファベット文字の音を1つ1つ覚えて、簡単な three-letter words を作って読む練習をする最初の2 steps がとても大切だ。ただまるまる単語を覚えて欲しいのではなく、意味はわからなくてもどうやったら読めるのかを覚えて欲しいんだよね。まず最初のステップでは、子供達とアルファベットの練習するんだけど、“sound memory cards” を使うことが大切なんだ。(“sound memory cards” とは、各アルファベット文字からはじまる言葉の絵カードのこと。APRICOT の Click on Phonics- song cards など。 ♪a/b/c/d alphabet song のCD視聴はコチラから)
子供達の年齢が低い場合はアルファベットをいっぺんに26文字せずに、少しずつ新しいアルファベットを加えていくのがいい。1枚ずつカードを見せながら a, [ae] [ae] apple. b, [b][b] bear というふうにやっていくと、子供達は a の音は [ae] apple… とそのまま覚えてしまうんだ。つまり各 sound memory card に3つずつ意味を持たせる簡単な方法でできて、というわけ。詳しく言うと、アルファベット文字の名前・その音・絵の単語をカードを順番に見せながら、子供達と発音していくんだ。(a, [ae] [ae] apple. b, [b][b] bear)だいぶ覚えた頃に、最初の2つだけ(アルファベットの文字の名前とその音)を言って3つめの単語は言わない。 “a, [ae] [ae]…” すると子供達が “Apple!” って言うわけさ。
Apple ant Bear bat

さらに難しくして、アルファベットの名前も言わずにただ音だけ “[ae][ae]…” と言う。するとすぐに “a, apple” って返ってくる。すると、聞いたことのない言葉でも sound memory でどのアルファベットかがわかるんだよ!

実際にこのやり方でアルファベットの名前と音を覚えた子供達は、単語を作ったり、読んだり、書くことまで問題なくできるようになっている。4歳児が sound memory cards を見てアルファベットの音を言ったり、5~6歳の生徒が単語の意味がわからなくても three-letter words を作って読むのをいつもクラスでみているんだ。読み方をしっかり理解しているんだよね。(これは文字と絵が一緒に描いてあるフラッシュカードでドリルするのとは全然違う!)

これと同じことをアルファベット全部でやる。全然急いでやる必要はないから、ゆっくり子供達がアルファベットの音がわかるようになるまで、続けるんだよ。Click on Phonics Cards/ CD set にあるアクティビティなんかを使ってね。それでみんなの自信が付き始めたら three-letter words を始める準備OK。1つ1つの文字の音を別々に言っていき、少しずつくっつけて早く言っていく方法だけど、これはまた次回にね…。乞うご期待!

Tibor先生のClcik on Phonics カードを使ったレッスン動画はコチラから!
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