学習事項に幅と奥行きをもたせ、小学校高学年生、中学生が求めるリアリズムとチャレンジ精神を追求しました。「世界を知る」こと、「自分を肯定する」こと、「自然や人間愛を大切にする」等を同時に学べる内容です。
対象:BRIDGE修了者、幼児または小学校低学年から英語教育を受けてきた小学校
高学年~中学生
1st Editionの約7割を改訂し、Unit 6~10に関係代名詞、分詞など新文法事項を入れ、より深く既習事項を定着しながら、
英検3級程度の英語運用力をめざします。
*2018年までは「移行期間」として1st、2ndの両方を販売します。
*2016年に1st Editionを終了するクラスには次年度のテキストとして2nd Editionを使うことをお勧めします。
メインキャラクター:朝日大地(12歳)、Kelly(友達)
生徒用アイテム
Learning World 5 TOMORROW テキスト Second Edition
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ISBN:978-4-89991-470-9
本体価格:1,700円 |
Learning World 5 TOMORROW 生徒用CD Second Edition
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ISBN:978-4-89991-472-3
本体価格:1,100円 |
Learning World 5 TOMORROW CD付 ワークブック Second Edition
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ISBN:978-4-89991-471-6
本体価格:1,100円 |
指導者用アイテム
Learning World 5 TOMORROW CD付指導書 Second Edition
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ISBN:978-4-89991-473-0
本体価格:5,500円 |
著者
Learning World シリーズ著者:中本幹子先生
元(株)エイム・イングリッシュスタジオ(大阪・堺市)主宰。
20年以上にわたり、自身が主宰する英会話学校、私立小学校、国立附属中学校といった教育現場で延べ1,500人以上の子ども達に英語を教える。
一方で、常に「日本の英語教育事情に則し、子ども達目線にたった」教材開発を手がけ、将来の児童英語教師養成のための講座で講師を多数つとめるなど、英語教育の第一人者としての呼び声は高く、著作の教材や絵本のファンは増え続けている。
アプリコット出版は、1995年発刊スタートの『ラーニングワールドシリーズ』 と、2000年から始まる 『キッズ英語絵本シリーズ』 、同じく2000年にリニューアルした大人気の歌教材 『NEW Let’s Sing Together』 によって、“こども英語はアプリコット”の礎を築いてきたといわれています。
そのきっかけを作った『ラーニングワールドシリーズ』はいつ刊行されたのか?
その歴史をご紹介!
95年 ・・・ 小学生用 Book 1, Book 2, Book 3
シリーズの根幹となる3冊を発刊。大阪・堺市在住の中本幹子先生を著者に大抜擢。実際に日本の子供達に英語を教えているnative のスタッフを含めたプロジェクトがスタート。中本先生の「幼児期はどの教材を使っても大丈夫。でも小学校に入ってからは教材によって成果が全然違う」を受けて、小学生用の全4巻シリーズ構想だった。
96年 ・・・ 幼児用 WELCOME to Learning World YELLOW
同シリーズで幼児向けもほしいという声を受け、Book 4 (当時はBook 4として最終巻を出す予定だった)刊行をストップ、絵と音声中心の幼児用テキストを編纂。「500名の生徒から学んだ」という中本先生のアイデア満載の本を出版。WELCOMEと命名し、ラーニングワールドシリーズにおける幼児向けのネーミングが確定。(当初WELCOMEはこの1冊だけの予定だったため、後にBlue bookができるまで表紙にYELLOW の文字がなかった)
97年 春 ・・・ 高学年ビギナー用 READY for Learning World
小学校高学年の英語学習ビギナーのための1冊目のテキストとして発刊。(高学年用ビギナーテキストは業界初。日本の子供達の現状を考えるとこの本の需要の高さが納得できる)「WELCOMEの高学年版」READYは、ワード欄あり、国際理解あり、友達同士の学校生活を描き、初の場面シラバス教材として誕生した。
97年 秋 ・・・ 幼児用 WELCOME to Learning World BLUE
WELCOME (YELLOW) は発売当初から大好評で、収録されている歌やチャンツの定着率に驚嘆の声をあげる先生が多かった。同レベルの本がもう1冊ほしいの声が急増。BOOK 1を使う前に五感を使って英語を体得させたいという先生方のご要望が強く同じ体裁のもう1冊を発刊。しかしYELLOWの評価が高すぎたのかBLUEは使う先生によって好みが分かれている?
98年 春 ・・・ 中学生向け 最終巻 Learning World for Tomorrow
BOOK 3まで使い終わり「次の年のテキストはいつ発刊ですか?」の声が多くなってしまい、これもまた必要に迫られて最終巻発刊。WELCOME2冊を使った後のBOOK 1, 2, 3の定着は明らかに良くなっており、「児童英語教育をちゃんとやってたら、これくらいはできるようになるんですよ」が実際に実証できるようになった。プロジェクトスタートから4年でようやくシリーズ完結(関係者が集って全7巻完結パーティーも開催したのです)。
2001年 春 ・・・ ヨチヨチ歩きのこどものためのWELCOME PINK
「早期に英語を始めた場合1冊足りない!」の声が消えず?WELCOMEの3冊目となるPINK BOOK発刊。“ママのお膝で親子で英会話”が可能にし、「おうちの中で何度も言える表現」が朝から夜までの会話で盛り込まれた。「英語は耳から。身体から」の考えで3,4歳向けに採用されているが実際には日常英語満載のため小学生にもこの本が使われており、本当に現場の先生のアレンジ力に脱帽!?
2001年 秋 ・・・ 「ちゃんと文法、チャンツで文法」のためのテキスト刊行
この半年後、2001年秋に、高学年~中学生向けの補助教材としてCHANTS for Grammar 発刊。Learning World Book 2, Book 3 収録の珠玉のチャンツを中心に、34のチャンツとダイアログ、それに呼応するパターンプラクティスと、ちょっとした自己表現が見開き2ページに収められた。音声はオトナの声で収録しなおした。「こどもは習ったことを忘れるのが普通」を前提に、何度でもスパイラルに復習と思わせないで定着を図れる便利さが受けている。(ただしカラー印刷ではないため、紙面が寂しいの声も多数?予算の関係でお許しいただいております)
2008年12月・・・ Learning World Book 1, 2 Second Edition
1995年に発刊した、小学生のためのテキスト、Book 1, 2, 3について、語彙の欄を設け、教具を使う活動を増やし、著者、中本幹子先生がめざす英語教育をより効果的に実践できるためのrevisedバージョンを刊行することが決定し、2008年、Book1, 2 が発刊された。初版発行から14年目に、ようやく改訂版を出したことになり、「満を持して」のタイミングでの刊行に踏み切った形となった。
2009年11月・・・ Learning World Book 3 Second Edition
高学年用のBook 3の改訂版を刊行。英検対策を意識したCD付ワークブックや生徒用CDを安価におさえることなど、初版刊行当初に決定した基本理念は踏襲したが、文法事項を見直すと共に、コミュニケーション活動を各レッスンに入れることを実現。WELCOME PINK, YELLOW, BLUE終了後、Book1, Book 2, READY, Book 3とシリーズ各巻を継続して使い、スパイラルに、より成果を出すことができるテキストとなった。
おまけ:2014年 X月・・・ 旧版Book 3販売終了予定。
先生方の負担を軽減するため、テキスト改訂時の「移行期間」を長く設定し、Book 1, 2は2011年まで1st , 2nd Editionの両方を販売。2011年12月末をもって、1st Editionの販売を終了した。Book 3は2009年~2014年までは1st , 2nd Editionの両方を販売する予定。
(2014年、在庫が切れるタイミングで、1st Editionの販売は終了となります)

使用するテキスト、ワークブック、CD、カード、クレヨン(色鉛筆)や教具類を揃える

テキストの理念を理解する

各テキストの到達点 Achievement Targetを把握し、レッスンを組み立てる
*Learning World では、各テキストのAchievement Target(これだけはできるようにがんばろう」のページをしっかりと把握し、1年間通して、レッスンにぶれがないようにします。 (このページの到達点は子ども達の到達目標であると同時に、「子ども達全員に、この課題を達成させる」という指導者側の目標でもあります)

子ども達にテキストを配る前に、巻末のName CardとCertificate (修了証)を切り離し、保管しておきます。
WELOME PINK, YELLOW, BLUEではCertificateはテキスト、付録と一緒にビニール袋に入っていますが、Book 1, 2, 3, READY, Tomorrowではテキストの後ろにミシン目で切り離す体裁になっています。 また、新たに修了証が必要な場合は別売(各巻10枚入り/本体500円) もございます。
>> 修了証 - Learning World
*2012年度の再版でREADY for Learning World のテキストにもName Cardが巻末に付きました。 お手元のテキストの巻末に、ネームカードが付いていない場合はアプリコット出版までご連絡ください。 本年度reprintしたテキストと交換させていただきます。
Name Cardと、その下のProgress Reportの使い方:
Name Cardのname欄:
子ども達に自分の名前を書かせ、切り取って教室で保管します。
レッスン前に子ども達の各机の上にName Cardを前もって置いておくと、子ども達は自分の名前を確認して席につくようになるので、 自然に自分の名前を英語で読むようになります。
またこの場合、先生が子ども達の席を決めることができるため、必要に応じて一緒にいるお友達とおしゃべりをする生徒の席を離したり、時には発話の少ない生徒をクラスの前の席に配置するなど、年間通してのクラスコントロールにも有効です。
name欄の下のProgress Report:
リスニングの宿題の達成度のチェックに使います。
偶数の数字(4,6,8,10,12,…,62)はテキスト左ページの番号を表しています。
子ども達は各左ページの内容を「暗誦」または「上手に読む」ことができたら、ページ番号に色をぬるかシールを貼ります。こうすることによって、子ども達の学習進度を、年間を通してすぐにわかるよう「視覚的に」把握できます。なお、リスニングの宿題を毎回出すのはLearning World各巻共通です。
ウラ面のChallenge Chart:
「既習英語を使って習った英語で先生とチャットする」時に、このチャートを使うことができます。
左の欄にレッスン日を書き、先生との英語のやりとりで「英語で答え」たり、「自分から発話」するたびに、1つずつ色をぬるかシールを貼っていきます。これを続けることによって、子ども達の自発的な発話を促すことができます。
>> プログレスシート